「溶接ヒューム」は人体に有害なの?

最終更新日:2020/11/04

溶接ヒュームのばく露による有害性については、含有するマンガンによる神経機能障害が多数報告されています。

また、肺がんのリスクもあることから、国際がん研究機構(IARC)は、2017年に溶接ヒュームをグループ1(ヒトに対する発がん性)に分類しました。
こうした背景により、溶接ヒュームが「特定化学物質(管理第2類物質)」に位置付けられました。


令和元年度 化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会 報告書全文、概要の2種類PDFあります。
令和元年度 化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会 報告書(概要)
令和元年度 化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会 報告書(全文)


既存の金属アーク溶接等作業については、令和4年3月31日までに「溶接ヒュームの濃度測定」を行い、測定結果に応じて、有効な呼吸用保護具を選択し、労働者に使用させる必要があります。
なお、呼吸用保護具の装着の確認(フィットテスト)については、令和4年4月1日より義務付けられていましたが、JISの改正に合わせ、令和5年4月1日からの施行に延期されることが検討されています。(令和2年11月2日 パブリックコメント意見募集より)
今後の運用管理について、ご不明な点がありましたら、ご相談ください。

※ リーフレット「金属アーク溶接等作業について 健康障害防止措置が義務付けられます(厚生労働省)」
屋外作業場向け屋内作業場向け