塗膜の有害物調査はしていますか?どのようにサンプリングしていますか?また分析方法を教えてください。
最終更新日:2019/10/30
弊社でも塗膜のサンプリング、分析を実施しております。
(サンプリングについて)
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環境省より、「ポリ塩化ビフェニルを含有する可能性のある塗膜のサンプリング方法について」と通知が発せされております。この中でサンプリング箇所等について次のように記載がされております。
・対象施設毎に同一の塗膜構成毎に行うことを基本とする
・塗装の劣化等が比較的少なく、かつ直射日光や水掛かりの影響を受けにくい場所とする
・現況の塗膜厚が周辺よりも薄くなっている部位からのサンプリングは避ける
・サンプリング数は、サンプリング場所ごとに 1 箇所以上とする
・サンプリング量は、上塗から下塗までの全ての塗膜について適切に分析できる量とする
また、日本鋼構造協会発行「鋼構造物塗膜調査マニュアル」に順じ、剥離作業時の塗膜飛散防止対策を行い、超音波ケレン等を用いて、素地が露出するまで塗膜を採取しております。
(分析について)
それぞれ次の公定法を用いて分析を行います。
-含有濃度-
PCB | 低濃度 PCB 含有廃棄物に関する測定方法(第4版) |
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鉛 | JIS K 5674付属書A 塗膜中の鉛の定量の方法 |
クロム | JIS K 5674付属書B 塗膜中のクロムの定量の方法 |
-溶出濃度-
PCB | 昭和48年環境庁告示第13号「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」 |
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鉛 | |
六価クロム |
(外部リンク)
ポリ塩化ビフェニルを含有する可能性のある塗膜のサンプリング方法について
低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第4版)