カーボンニュートラルへはどうとりくめばいいの?

最終更新日:2021/08/02

2021年4月に環境省から「中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック」が発行されており、その中でカーボンニュートラルを達成するための脱炭素経営に取り組む考え方が示されています。

中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック


方向性としては以下の3点です。

  1. 可能な限り、エネルギー消費量を削減する(省エネを進める)
    例)高効率の照明・空調・熱源機器の利用等
  2. エネルギーの低炭素化を進める
    例)太陽光・風力・バイオマス等の再エネ発電設備の利用、CCS7 付き火力発電の利用、 太陽熱温水器・バイオマスボイラーの利用等
  3. 電化を促進する(熱より電力の方が低炭素化しやすいため)
    例)電気自動車の利用、暖房・給湯のヒートポンプ利用等

図.温室効果ガス大幅削減の方向性


また、脱炭素に向けた計画を作るにあたっては、次の4つのステップで削減可能性を探っていくことになります。

図.削減計画策定のフロー

出所)環境省 中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック

低炭素社会から脱炭素社会へ「CO2の見える化」