「グリーン電力」って何?
最終更新日:2017/09/13
「グリーン電力」とは、自然由来のエネルギーである「再生可能なエネルギー」を利用して発電した電力のことを示します。
グリーン電力を発電するのに使うエネルギー源としては、水力、太陽光(太陽熱)、風力、バイオマス、地熱、波力などがあり、石油や石炭などの化石燃料や原子力に対して、日本ではこれら再生利用可能エネルギーのうち、普及のために政策的な支援が必要なものを「新エネルギー」と総称して呼んでいます。
EUでは「エネルギーロードマップ2050年」を2011年12月に採択し、温室効果ガス1990年比80~95%削減のために、再生可能エネルギーの最終エネルギー消費に占める比率を少なくとも55%とする方向を示しています。
ドイツでは長期的エネルギー政策戦略「エネルギーコンセプト」(2010年9月)で、2050年までに最終エネルギー消費の60%を再生可能エネルギーとする方向を示しています。
日本では、2030年までに2005年比で温室効果ガス26%削減、再生エネルギー電源の比率22~24%とする目標を掲げています。
また、企業や組織、個人などを対象としたグリーン電力制度は、グリーン電力を購入するという形で行われ、購入した分だけの証明書(グリーン電力証書)を発行してもらうことでその企業が地球温暖化対策やCSR(企業の社会的責任)に取り組んでいるということをPRできるというメリットがあります。
グリーン電力証書についてのお問い合わせ先の例
日本自然エネルギー
自然エネルギー・コム