印刷工場における臭気対策
2017/07/12
お悩み解決実績
最終更新日:2019/12/07
苦情は発生していないが、コンプライアンスの観点から臭気を対策したい!
-
相談内容臭気指数第2号規制基準を満たさない排気口があり、苦情は発生していないが、コンプライアンスの観点から対策したい。
規模有機溶剤臭 / 排気風量:約25,000m³N/h問題点各印刷機からの排ガスが、大きな集合排気口※図1から排気されるため、規制基準値が厳しくなっている。排出口(煙突)自体により拡散効果が阻害される、ダウンウォッシュの可能性が考えられる。
サンキョウ-エンビックスの
臭気対策
臭気対策の提案
-
・集合排気口を改修し、排出口高さや排出口径を変更することで拡散効果を向上させ、対象ガスに対し規制基準値を見直す。
・集合チャンバーの排出口高さを15m以上にすることにより、大気への拡散効果を高める。
臭気対策実施の結果
大掛かりな脱臭装置の導入をせずに悪臭対策ができました。
-
「集合チャンバーを改修し、排出口高さと排出口径を変更する」案が採用され、施工されました。(図2)
その結果、規制基準値が見直され、臭気指数第2号規制基準を満足することができました。
大掛かりな脱臭装置の導入ではなく、排出口の調整と清浄空気による希釈で、悪臭対策ができた事例です。
悪臭・臭気測定 詳細はコチラ