SMAPって何?

最終更新日:2017/09/01

ここで言うSMAPは、観測衛星のことで、2015年2月1日 米航空宇宙局(NASA)が現地時間1月31日午前6時22分(日本時間31日午後23時24分)、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地からの観測衛星「SMAP(Soil Moisture Active Passive)(土に含まれる水分を能動的、受動的に観測)」の打ち上げに成功しました。
この観測衛星「スマップ」は、特別なレーダーで地球全体の土壌の水分量を計測し高解像度の土壌水分地図を製作することで、干ばつや暴風雨などのより正確な予報を可能にします。
2015年7月7日 SMAPに搭載されていた特別なレーダー観測機器の1つに問題が発生不具合があることに気付き、NASAとジェット推進研究所(JPL)は解決にあたったが失敗。
2015年9月、NASAは「SMAPのレーダー観測機器の復旧を断念する」と発表しました。
レーダーを失ったが、ラジオメーターが無事なので地図の解像度はグッと低くなってしまいますが、それでも SMAP は今後も衛星から調査を続けるということです。
今このときも私たちの上空をまわり続けているSMAP 。
SMAPが夜空ノムコウにいてくれるだけで安心できます。