AIA手続きって何?

最終更新日:2017/09/01

AIA手続きとは、遺伝子組み換え生物等(LMO/GMO)の輸出入に際して、輸入国が事前に環境リスク評価を行って輸入可否を判断する仕組みです。
生物多様性条約に基づいて作成されたカルタヘナ議定書によって、LMOを輸出する場合には相手国に事前通告をして同意を得ることになっています。
LMO輸出国(または輸出者)の事前通告を受けた輸入国は、リスク評価を実施して通告後270日以内に輸入の可否について回答することとなっています。
カルタヘナ議定書の成立に際しては、このAIA手続きの対象となるLMOの範囲をめぐって、米国・輸出国グループとEU・途上国グループの間で激しい論戦がありました