PCBが含まれているか分からない安定器(蛍光灯・水銀灯・低圧ナトリウム灯)を処分したい!!

最終更新日:2019/07/08

オフィスや教室の蛍光灯器具、高天井や道路用の水銀灯器具、トンネルなどの低圧ナトリウム灯には、その中に安定器という器具が使用されています。
安定器については、安定器の中に組み込まれているコンデンサ中にPCBが含まれていることが確認されており、日本照明工業会によってPCBの含有判断が次の通り行われております。(下記リンク先あり)
 ・高力率以外の安定器:PCBを含まない
 ・高力率(力率0.85、85%以上の安定器)
   昭和32年~昭和47年8月製造:PCBが含まれる
   昭和49年以前の照明器具かつ昭和52年以前の施設:PCBを含む判断が妥当

安定器の銘板が読み取れ、メーカーや製造年、力率、ロット番号が判別できる場合は、メーカーへの問合せや日本照明工業会によるPCBの含有判断によって確認をすることができますが、読み取れない場合はPCB含有かどうかの判断は一般的に難しくなります。

安定器を分解・解体し、組み込まれているコンデンサより絶縁油等を取り出し分析することは可能ですが、安定器の90%を占めるコンデンサ充填材固定型安定器の場合はコンデンサ以外の充填材等もPCBで汚染されているケースが多く、分解等により汚染が広がる可能性が高いことから環境省通知により分解・解体が原則として「認めるべきではない」と技術的な助言がなされております。

このため、PCBが含まれているか不明なものについては、検査によりPCB含有を確認するのではなく、高濃度PCB含有廃棄物とみなしてJESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)に処分委託できるものとなり、そちらをお勧めしております。

なお、PCBが含まれていない年代の安定器であり、産業廃棄物として処分する際に引き取り業者よりPCB不含の証明を求められた時などは、場合に応じて分析による検査をお受けすることができます。

(外部リンク)
日本照明工業会(PCB使用照明器具に関する情報)
環境省:ポリ塩化ビフェニルが使用された廃安定器の分解又は解体について(通知)


PCB分析についてはコチラ